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矯正歯科治療でよくあるQ&A
「矯正治療中に痛みはあるの?」「どのくらいの頻度で通院が必要なの?」「矯正中でもふだん通り食事はできますか?」など、矯正治療に関して疑問はたくさんあると思います。
こちらでは台東区浅草の矯正専門医院「冨永矯正歯科」が、矯正治療についてよくあるご質問とその回答をご紹介します。こちらにない疑問をお持ちの方は、お気軽に当院までお問い合わせください。
よくあるご質問
- Q.治療中に痛みはありますか?
- A.
痛みの感じ方には個人差があるため一概には言えませんが、装置を装着した後2~3日は不快感や咬んだときに歯の痛みなどが出ることもあります。ただし、それも4~5日でおさまる方がほとんどです。
痛みについての不安や、そのほかの疑問をお持ちの方は、お気軽に当院までご相談ください。その都度丁寧にご説明します。
- Q.どのくらいの頻度で通院すればいいですか?
- A.
通院頻度も治療内容によって個人差がありますが、一般的には3~4週間に1回のペースでご来院いただき、歯の動きなどをチェックします。設定した次のご来院日以外でも、不安なことがありましたらいつでもご連絡ください。その都度対応いたします。
- Q.矯正中でもふだん通り食事はできますか?
- A.
取り外し式の装置の場合は食事の際には取り外しておけますので、ふだん通りお食事をとっていただけます。ただし固定式の装置の場合には、以下のことにご注意ください。
- 装置を付けてから数日間は、痛みや違和感が生じます。なるべくやわらかいものを、時間をかけてゆっくり食べるようにしましょう。装置に慣れたら、基本的にはふだん通りの食事をしても問題ありません。
- ガムやキャラメルなど、装置や歯につく粘着性のあるものや、極端に硬いものは装置を傷つけたり壊したりすることがありますので、できれば避けるようにしましょう。
- Q.矯正期間中に妊娠したらどうなりますか?
- A.
基本的には、とくに問題はありません。ただし妊娠がわかったら、すぐにお知らせください。なぜなら、レントゲン撮影などは胎児に影響を与える可能性があり、また抜歯も避けたほうがいいケースもあるためです。
なお、つわりがひどい場合には、お口を大きく開けるのがつらいこともあるでしょう。そのような場合には無理をしないよう、様子を見ながら治療を遅らせたり一時中断したりすることもあります。
- Q.矯正治療は何歳までできますか?
- A.
矯正治療には年齢制限はありません。ただし歯を支える歯ぐきや顎の骨の状態にもよりますので、きちんと調べた上で行います。問題がなければ、50代以上の方で治療を受けられる方もいらっしゃいます。
治療方法は年齢によって異なり、顎の成長が完了している成人の場合には、顎を広げるような治療はできません。またご高齢になればなるほど歯は動きにくくなりますので、治療期間も長くなります。とは言え成人の方は歯の動きを予測しやすく、治療計画を立てやすいというメリットもあります。
- Q.スポーツや趣味に支障はありますか?
- A.
ボクシングや空手など、お口まわりに激しい衝撃が加わるおそれがある格闘技は、衝撃により装置で唇の裏側を傷つける可能性がありますが、マウスピースを作製することが可能です。
趣味に関してもほぼ問題ありませんが、吹奏楽器を演奏される場合には慣れるまで時間がかかることもあります。また歯や顎に大きな負担をかけるものもありますので、演奏する機会がある方は治療前に歯科医師にご相談ください。
- Q.費用はどのくらいかかりますか?
- A.
当院では、初診相談料が3,300円(税込)となっております。そのほか、検査料が38,500円(税込)、診断料16,500円(税込)です。
また施術料につきましては症状によって異なりますので、個別お見積りとさせていただきます。詳細な費用につきましては、カウンセリングでご説明します。まずはお気軽にご相談ください。
- Q.先天性疾患の治療費について教えてください
- A.
当院は、障がい者自立支援のための指定自立支援医療機関(育成医療、更生医療)の指定診療所です。疾患をお持ちの方については、保険適用で診療を受けていただけます。詳細な内容についてはカウンセリングでご説明しますので、まずはお気軽にご相談ください。
- Q.歯は抜かなければいけませんか?
- A.
矯正治療の方法にはさまざまなものがあり、必ず抜歯が必要ということはありません。
ただし、現代人は顎の大きさに対し歯の1本1本が大きい傾向にあり、それを原因として歯並びが乱れている場合には抜歯を選択するケースもあります。当院では患者さんにきちんとご説明し、ご納得いただいた上で治療に入りますのでご安心ください。
- Q.しゃべりにくかったり、発音に影響が出たりすることはありますか?
- A.
人はしゃべるとき唇や舌が複雑に動いており、矯正装置を付けることで動きが不自然になって発音しにくくなることがあります。とくに歯の裏側に付ける装置の場合、装置を装着した後で発音しにくいと言われる方がいます。
しかしどのような装置でも、多くの場合しばらくすると慣れていつも通り発音できるようになりますので心配いりません。
~矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について~
歯科矯正治療には以下のリスクが伴います。
- 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
- あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
- 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。